～広島カープ　ありがとう　今村　猛～

今村に戦力外通告です。

厳しいプロの世界なので仕方がないですが、好きな選手の一人だったので寂しいですね💦

今村　猛とは

今村　猛　(いまむら　たける）

１９９１年４月１７日生まれ　（３０歳）

長崎県佐世保市（旧北松浦郡小佐々町）出身

長崎県立清峰高等学校出身

１８３㎝　１０５㎏　右投げ・右打ち　投手

２００９年　ドラフト１位

年俸　６０００万（２０２１年）

経歴

小学３年生の時に楠栖クラブで野球を始める。
当時は１塁手だったが、後に遊撃手と投手を兼任する。

佐世保市立小佐々中学校では遊撃手・三塁手としてプレーし、２年時には九州大会で優勝し、全国大会に出場する。

清峰高校進学後は１年夏からベンチ入りし、秋には球速が１４０㎞/hを突破するなど、徐々に成長する。
２年の夏には第９０回全国高等学校野球選手権記念大会に初出場し、２試合に登板する。
その後も秋季長崎大会、九州地区高等学校野球大会を制する。

３年の春の第８１回選抜高等学校野球大会では安定した投球でチームを牽引し、決勝で菊池雄星を擁する花巻東高校と対戦し、投手戦を１－０で勝利し長崎県として春夏通じて初の全国優勝と活躍する。
大会では全５試合に先発し、４４イニングを投げて４７奪三振、４完投、３完封、１失点、防御率０．２０と抜群の成績を残した。
また初戦の日本文理高校戦の第１打席に選抜大会通算６００号となるメモリアルアーチを放つ。

３年夏は長崎大会準々決勝で長崎日大高校と対戦し、大瀬良大地と投げ合ったが試合に敗れて甲子園出場はならなかった。

２００９年　ドラフト

１	今村　猛	清峰高	投
２	堂林　翔太	中京大中京高	内
３	武内　久士	法政大	投
４	庄司　隼人	常葉橘高	内
５	伊藤　昂大	盛岡大付高	投
６	川口　盛外	王子製紙	投

この年の春と夏の甲子園の優勝投手が１位と２位で指名できて喜んだのを覚えています！

１位で単独指名できました！

広島では河内貴哉以来１０年ぶりとなる高卒指名での契約金１億円、年俸は球団の高卒新人では最高額となる１０００万円（金額は推定）で仮契約を結びました。

広島カープ入団

２０１０年、育成の方針により、シーズンのほとんどを２軍で過ごしました。

ウエスタン・リーグでは、４月２１日の福岡ソフトバンクホークス戦で中継ぎとして初登板し、２回無失点の好投で初勝利をあげました。

７月２２日に行われた、フレッシュオールスターゲームではウエスタンの先発を任されました。

その後８月１８日の東京ヤクルトスワローズ戦でプロ初登板・初先発したものの、初回に味方の失策から満塁ホームランを浴びるなど、２回５失点の黒星デビューとなりました💦

続く８月２５日の阪神戦に再度先発しましたが、２回３失点で２試合連続の降板となります。

２０１１年にオープン戦で好投を続けました。

先発ローテーション入りはなりませんでしたが、４月１６日の巨人戦で途中登板し３回１/３を無失点で切り抜け、プロ入り初勝利をあげた！

その後は、中継ぎ、セットアッパーとして起用されました。

その後、守護神も任され１０月８日の東京ヤクルト戦ではプロ初セーブをあげ、１９９７年に横山竜士が２１歳２か月で記録した球団最年少セーブを２０歳５か月で更新しました！

２０１２年、５月２２日のソフトバンク戦から球団新記録となる２９試合連続無失点を達成します。
最終的には自己最多となる６９試合の登板でリーグ３位タイとなる２６ホールドをマークしました！

オフには侍ジャパンにも選出されました！

２０１３年はセットアッパーとして開幕を迎えますが、本来のキレがなく、５敗を喫してしまいます💦

２０１４年はキャンプから調子が上がらず、開幕１軍入りを逃してしまいます。
ホールド数は０に終わり、連続５０試合登板も３年で途切れてしまいました💦

２０１６年は６７試合に登板し、中継ぎの柱としてチームの２５年ぶりの優勝に大きく貢献しました！

２０１７年は開幕からセットアッパーとして活躍します。
１７ホールド、２３セーブをあげリーグ優勝に貢献しました！

２０１８年は安定感が見られず、２０１５年６月７日以来となる不調での出場選手登録抹消を経験し、防御率も５．１７と打ち込まれる機会がみられました💦
それでも最終的には４３試合に登板し３勝１セーブ１３ホールドを記録しました。

２０１９年は春季キャンプを２軍で迎え、初登板は７月４日でした。
前年を下回る２７試合の登板に終わる。

２０２０年は１軍２軍ともに不振が続き、１軍定着後としては自己最低の成績に終わる。

２０２１年１０月１４日、球団より戦力外通告を受けました。

記録

年度	登板	勝利	敗戦	セーブ	ホールド	投球回	奪三振	自責点	防御率
2010	２	0	1	0	0	4.0	0	7	15.75
2011	54	3	8	2	13	94.0	76	49	4.69
2012	69	2	2	4	26	85.2	89	18	1.89
2013	57	2	5	3	18	65.1	56	24	3.31
2014	17	1	1	0	0	20.2	16	10	4.35
2015	21	1	1	0	1	26.0	22	10	3.46
2016	67	3	4	2	22	73.2	87	20	2.44
2017	68	3	5	23	17	64.1	69	17	2.38
2018	43	3	2	1	13	38.1	35	22	5.17
2019	27	3	1	1	4	25.1	17	10	3.55
2020	6	0	0	0	1	4.1	1	6	12.46
通算	431	21	30	36	115	501.2	468	193	3.46

２０１６年からの３連覇に大きく貢献してくれました！

間違いなく、３連覇の功労者の１人ですね！！！！

年俸の推移

年	年俸（推定）
２０１０年	１０００万円
２０１１年	１０００万円
２０１２年	２０００万円
２０１３年	５０００万円
２０１４年	５０００万円
２０１５年	４０００万円
２０１６年	３６５０万円
２０１７年	６１００万円
２０１８年	９５００万円
２０１９年	８７００万円
２０２０年	８０００万円
２０２１年	６０００万円

最後に・・・・

高校生のころからすごい投手でした！

選抜で優勝した時の成績は素晴らしいとしか言いようがありません！

歴代をみても上位の成績だったのではないでしょうか？

２００９年のドラフトで今村と堂林の交渉権が獲得できた時は、甲子園の春と夏の優勝投手がカープに来たと大騒ぎしたのを今でも鮮明に覚えています！

そして・・・・

２０１３年のドラフト１位で同郷のライバルだった大瀬良が入団してきました。

運命だったのでしょうか？

３球団の競合でしたが、田村スカウトが真っ赤なパンツを身に付け、見事当たりを引きましたね！

大竹寛の人的補償としてカープに来た一岡を含め、大瀬良、今村の３人で「カピバラ３兄弟」と呼ばれて人気でした！

昨日の試合で先発した大瀬良は、いつもの登場曲ではなく、以前今村が使用していた登場曲でマウンドに上がり見事勝利しました！！！！

感動ものでしたね！！！！

今後どのような道に進んでも、カープファンは今村猛を応援し続けます！

自分自身で後悔がない選択をして下さい！

あなたがいなければ、カープの３連覇はありませんでした。

本当にありがとうございました。

まだ、どのような方向になるか分からないので、「お疲れ様」は、またの機会にとっておきますね。

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